冬の挑戦。小樽かまくら作り。|第4話
- ikeda009

- 1月19日
- 読了時間: 2分
〜吹雪の中で、かまくらは育っていく〜

この日の現場は、正直に言って過酷でした。
視界が白く霞むほどの吹雪。降っても降っても、積もる雪。手袋の中まで冷えきっていく感覚。
それでも、かまくら制作は止まりません。
■ 吹雪=中止、ではない
動画・写真を見ていただくとわかる通り、この日はまさに“吹雪の中の作業”。
除雪機を動かしながら、雪を運び、積み、固める。
顔も服も、あっという間に真っ白になりますが、不思議と現場に「やめよう」という空気はありませんでした。
「今の雪、ちょうどいいな」「これ、固まりやすいかも」
自然条件すら、味方に変えながら進んでいきます。

■ 雪と向き合う、静かな集中
かまくらの周りでは、除雪機の音と、雪を踏みしめる足音だけが響きます。
中腰で雪を削る人、全体のバランスを外から確認する人。
吹雪の中でも、それぞれが“今やるべきこと”を黙々とこなす姿は、どこか凛とした空気をまとっていました。

■ それでも、笑顔が出る現場
そんな厳しい状況の中でも、ふとした瞬間に笑顔が生まれます。
スコップを持ってポーズを取ったり、「だいぶ大きくなったね!」と声を掛け合ったり。
大変だからこそ、この時間を楽しもうとする気持ちが、現場全体を前向きにしてくれています。

■ かまくらは、人の想いでできている
吹雪の中で少しずつ形になっていく、雪の家。
このかまくらは、雪だけでできているわけではありません。
寒さに耐えながら、工夫し、声を掛け合い、笑い合う。
その一つひとつの積み重ねが、確実に“居心地のいい空間”をつくっています。
■ 次回はいよいよ…
次回は、完成を見据えた仕上げ作業と、使う人を想像する工程へ。
吹雪を越えて、このかまくらがどんな場所になるのか。
ぜひ、次回もお楽しみに。



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